仕事・キャリア

新卒で入った会社を辞められないあなたへのアドバイス

会社を辞められない悩み

「仕事が死ぬほどツラい…」

「職場の人間関係で苦しんでいる…」

でも、理由は何であれ、絶対に辞められない。

転職経験がなく、新卒で入社した会社に長く勤めつづけている人ほど、ムリをして思いつめてしまう傾向が強いですよね。

なぜ、そこまで自分を追いこんでしまうのか…?

解決策はないのだろうか…?

この記事では、私なりのアドバイスを書いてみたいと思います。

いまの会社が人生のすべてではない

あなたの心の声に耳を傾けてみてください。

無意識のうちに、「いまの会社=私の人生のすべて」と思い込んでしまっていませんか?

  • いまの仕事で結果を出せない=人生に失敗した
  • いまの仕事を辞めること=人生でいちばん大切なことから逃げること
  • 自分が辞めたら職場の人たちの負担が増える=人生でいちばん大切な人たちを裏切った

「いまの会社から逃げ出すこと=人生最大の失敗」…

でも。

何度か転職を経験した私の実体験から、あなたにお伝えしたいことがあります。

いまの会社が、あなたの人生のすべてではありません。

じつは、会社の外にも、あなたが生きられる世界は広がっているんです。

会社の外の人たちと触れ合おう

「いまの会社=人生のすべて」

この思考のクセから脱けだすには、外の世界の人たちと積極的にコミュニケーションをとるのが効果的。

いろいろな人がいる。

いろいろな生き方がある。

いろいろな仕事、会社がある。

「いま勤めている会社も、世の中に存在する無数の法人のひとつにすぎない」

外の世界と触れあうことで、そんな当たり前のことに、少しずつ気づけるようになります。

ちょっとだけ勇気を出して、会社以外の人たちと、コミュニケーションを取ってみませんか?

方法は、いくつかあります。

ネットのオフ会に参加してみよう

Twitter/Facebook

Twitterでフォローしている人たちや、Facebookで入っているグループで、オフ会が開催されることがありますよね。

趣味が同じグループ、気が合いそうなグループのオフ会があれば、思い切って参加してみましょう。

私の体験ですが。

Facebookで、とあるビジネス系のグループに以前から加入していまして。

しばらくはFacebook上でメンバーの皆さんの投稿をながめるだけだったのですが、主催者の方がオフ会を開催するとのことで、思い切って参加してみました。

初対面の人ばかりで緊張したけど、参加してよかった。

いろいろな方の話を聞けて刺激になったし、いまの職場には絶対にいなさそうな人たちとも知り合いになれました。

そしてなにより、「まだまだ自分の知らない世界がたくさんある」ことに、改めて気づけた。

人材紹介会社のキャリアアドバイザーと面談してみよう

人材紹介サービスに登録して、キャリアアドバイザーと面談してみましょう。

冷やかしでもOK(笑)

キャリアアドバイザーは、仕事柄、さまざまな業界、さまざまな企業に出入りして、情報を集めています。

アドバイザーにとっては、あなたが勤務している会社も「たくさんある会社の中のひとつ」にすぎない。

だからこそ、中立・客観的な視点で、「外の世界」のことをいろいろ教えてくれます。

職場での人間関係でウツになって転職した人…

前職ではまったく評価されなかったのに、いまの会社に転職したらみるみる活躍しはじめた人…

逆に、転職に失敗して三カ月で辞めてしまった人…

いろいろなエピソードを教えてくれると思います。

「キャリアアドバイザーから仕事を紹介してもらって、とっとと転職しろ、ということ?」

いえいえ、そうではありません。

あせって転職しても、よいことないです。

キャリアアドバイザーとの面談で大事なのは、

「いまの会社が死ぬほどツラいのなら、辞めて転職するのもアリなんだ」

「逃げたっていいんだ」

あなたには、いろいろな選択肢があることを、実感してもらいたいのです。

いまの会社に居続けてもリスクはある

会社はあなたの終身雇用を保証できない

あなたが、人生を会社に捧げるとしたら。

会社も、あなたが停年を迎えるまで、あなたを雇い続けるべきですよね?

「私はあなた(会社)を愛してる。あなたも、私を愛してくれるよね??」

残業ながら、それは期待できません、、

私たちが勤めている「株式会社」は、利益を出し、株主に分配することを目的に設立された「法人」です。

株主の利益のために存在している。

私たち従業員は、その利益を稼ぐ「手段」として雇われているのにすぎません。

機械にはできない業務があるから、経営陣がしぶしぶ人間を雇ってやらせているだけ。

あなたの上司も、同僚も、みんな同じ。

なので、会社の業績が悪化して給料の支払いが難しくなったら、会社は私たちを解雇しようとするでしょう。

「え? 日本の法律では、正社員はよほどの理由がないとクビにできないのでは?」

はい。労働基準法が厳しいので、いきなり解雇はできません。

なので、会社側は陰湿な手も使って従業員を自主退職に追い込みます。

(ちょっと前だと、有名企業の「追い出し部屋」(リストラ対象者をつめこむ部屋)が話題になりましたよね)

就職活動セミナーでは、「採用面接はお見合いのようなもの」と習ったはず。

でも、「相思相愛」の関係にしては、ずいぶん冷たい仕打ちじゃない??

あなたの会社に対する献身(?)は、一方通行の片想いになるリスクがあるんです。

そう考えると、会社を少し冷めた目で見られませんか?

人生を犠牲にしてまで付き合うのが、バカバカしくなりません、、?

他社で通用するスキルが身につかない

とくに日本の大企業では、新卒採用したプロパー社員を、ジョブローテーションでさまざまな部署を点々と異動させます。

最初は経理、次は広報、その次は営業、といった具合に。

要は、人材のたらい回しです。

このシステムに乗っかると、その会社の中での調整が上手い「ゼネラリスト」にはなれますが、特定の分野の「スペシャリスト」にはなりにくい。

これが、転職したくなった時に、痛いデメリットになることが多いです。

企業が中途採用したがるのは、何らかの分野の経験が豊富な人材ですよね。

営業のプロとか、財務のプロとか。

「社内調整なら得意です」とか、あいまいな職務経験しかアピールしかできないゼネラリストは、役職がよほど上でない限り、転職市場で必ず苦戦します。

最近では、かつてはエリートと言われていたメガバンクの50代社員の多くが、じつはこれといったスキルもなく使いものにならない実態が明るみになり、話題になりましたよね。

一社に長く勤めていると、このようなリスクも出てくるのです。

「正社員」ではなくても人間は生きていける

「会社を辞めて、転職先が見つからなかったらどうしよう…?」

新卒プロパー社員の人ほど、「正社員の地位を失う」ことに対して、とてつもない恐怖感をいだきがちです。

家族がいると、なおさら。

  • 一家離散…
  • 家庭崩壊…
  • 貧困層に転落…

非正規に転落したら、人生終了…
想像すればするほど、怖くなる。

では、実際に会社を辞めたら、どうなるのか?

じつは、会社を辞めても、最悪、コンビニとかでバイトすれば、ほとんどの場合はなんとか生きていけるものです。

過去にバイトで食いつないだ経験がある私が言うのだから、間違いない!(笑)

あなたに朗報。

正社員じゃなくても、人間は生きていけるんですよ。

もちろん、精神的にツラい時はあります。

家族がいれば、それなりに苦労はかけるでしょう。

でも、正社員の地位を失ったからと言って、すぐに飢え死にするわけではないんです。

住宅ローンが払えなくなったら、持ち家を売って賃貸アパートに住めばいい。

子供の私学の教育費が払えなくなったら、公立学校に転校すればいい。

どうしても生活費に困ったら、親せきや友人に助けを求めればいい。

逃げ場は、ある。

もしかしたら、あなたの「プライド」は、許してくれないかもしれませんが。

少なくとも、いまの会社の仕事で過労死してしまうよりは、マシではないですか…?

最後に

会社をなかなか辞められない人に向けて、私なりのアドバイスを書いてみました。

まとめると。

  • 「いまの会社=私の人生のすべて」は思い込み
  • 会社の外にも世界は広がっている
  • 本当にツラいなら、会社から逃げる、転職という選択肢もある
  • 一社に長く勤めるとリスクもある
  • 会社を辞めても死にはしない

書いていて、改めて思いました。

一歩引いた視点で、自分が勤めている会社をながめてみることが、とても大事だな、と。

くれぐれも、あなたの人生が、いまの会社にからめ取られてしまわぬよう。

少しでも、あなたの気持ちがラクになれば幸いです。

ABOUT ME
モアイパパ
妻と子供ふたりの四人家族。 東京都武蔵野市在住。 ネット系IT企業勤務。 株式投資歴10年以上。投資の失敗経験もあり。 美味しいお酒と、音楽を聴くのが大好き。とくに、ジャズ、60年代~70年代の米国・英国のポップ音楽。