経済・投資

金銭感覚を鍛えたい人にオススメの本、厳選3冊!

お金

「ついつい誘惑に負けて、買い物してしまう…」
「ウチの子供の金銭感覚がおかしい!なんとか教育したい…」

自分や家族(とくにお子さん)のだらしない金銭感覚をなんとか鍛えたいと思っている人、多いと思います。

こんにちは。モアイパパです。

私も、昔はお金のことに無関心だったのですが、二十代の中頃に(いろいろあって)「これではいかん!」と思い立ち。

お金に関する本を読みまくりました。

不動産や投資の本も含めると、50冊以上は読んだと思います。

そんな経験から、金銭感覚を鍛えたい人にとくに読んでほしいオススメの本を3冊、ご紹介します。

『金持ち父さん 貧乏父さん』ロバート・キヨサキ(著)

作者は、ハワイ生まれの日系三世であるロバート・キヨサキ氏。世界中でベストセラーになった本です。

この本を読んで、お金に対する考え方、お金とのつき合い方がガラッと変わった人、たくさんいるのではないでしょうか?

私も、人生ではじめて「お金の勉強をしなきゃ!」と意を決したときに、本屋さんで手に取ったのが、この本。

それ以来、何度か読み返しています。

この本に書かれている、いちばん大事な教えは、次の一文に集約されます。

「資産はあなたのポケットにお金を入れてくれる。負債はあなたのポケットからお金を取っていく」

金融に詳しい人にとっては常識なのかもしれませんが、お金について真剣に考える機会の少ない我々一般人は、この考え方を知っているかどうかで、人生が大きく変わると思います。

働いても働いてもお金の苦労から解放されない理由

世の中の多くの人は、「負債になりやすいもの」ばかり買ってしまっているため、働いても働いても、いつまでたってもお金の苦労から解放されません。

(この本では、回し車の中で必死に走り続けるネズミにたとえて「ラットレース」と呼んでいます)

金銭感覚が狂っていると、さらにヒドいことに…

  • 給料が振り込まれると、洋服を衝動買いする
  • 「自分へのご褒美」という名目で、豪華な海外旅行へ行く
  • マイホームを買うために、年収の何倍ものローンを組む

これらはすべて、あなたのポケットからお金を取っていくもの。

つまり「負債」に他なりません。

金銭感覚教育は、ファイナンシャル・リテラシーを身につけることから

では、資産と負債を見分けられるようになるには、どうすればよいのか?

この本によると、ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)を身につけることが重要になります。

カタカナ言葉で難しく感じるかもしれませんが、ファイナンシャル・リテラシーとは、例えば次のような問いに答えられる能力です。

  • あなたが高価なブランド品をリボ払いで買うと、誰がどのくらい儲かるのか?(儲かるのはブランドのメーカーだけではありません!)
  • ローンを組んでマイホームを買うと、あなたの家計はどのような状態になるか?銀行にはいくらのお金が流れ込むか?
  • あなたがクルマを買う場合、三年間でいくらのお金が出ていくか?

このような質問に答えられるようになれば、少なくとも、「負債」にしかならないようなガラクタ(?)は買いたくなくなるはず。

「それは分かったけど、「資産」はどうやって見分けるの?」

まさしく、そのヒントが、この本に詳しく書かれています。

ぜひ、この本を手に取って、ご自身で確かめてください。

『お金の現実』岡本 吏郎 (著)

人生に「一発逆転」はない

お金遣いがあらい人は、どこかでこう思っていると思います。

「いつか、自分にも大逆転のチャンスがくるさ。宝クジに大当たりするとかね」

そんな人にぜひ読んでほしいのが、『お金の現実』です。

著者の岡本史郎氏は、会計事務所など複数の会社を経営されている方。

ふつう、お金関係の本だと、「5年後に1,000万円貯められる!3つの習慣」的な(笑)、読者ウケしそうな内容の本が多いのですが、岡本氏の本は違います。

お金について、それこそ身もフタもない「現実」の話だけが、淡々とつづられます。

金銭感覚がおかしい人にとっては、劇薬かもしれません(笑)

お金が貯まる、たったひとつの方法

この本のテーマをひとことで言うと「お金の貯め方」ですが、節約術の「秘策」のようなものは、いっさい出てきません。

この本の主張を要約すると、

「お金を貯めたいなら、支出を減らして貯金するしかない」

身もフタもない話ですが、真実ではないでしょうか?

この本で紹介されている、「支出を減らす方法」の一例です。

  • 土地代の安い田舎に住む
  • 自宅はできる限り自作(?)する
  • 結婚式はシーズンを外して冬に行う
  • クルマは壊れるまで乗る
  • 月収の○○パーセントを貯金に回す(詳しくは本書を読んでください)

あまりにも「当たり前」のことしか書かれていないので、ガッカリする人もいるかもしれません。

でも、それが現実なんですよね。

「ラクして痩せられるダイエット法」がないのと一緒で(ダイエットサプリを売る業者は大繁盛ですが)、「ラクしてお金を貯められるコツ」なんてのも、ない。

「やるか、やらないか」

それだけ。

この現実を直視するだけで、お金の遣い方もだいぶ変わってくるはずです。

『雨の降る日曜は幸福について考えよう』橘 玲(著)

お金遣いのあらい人は、童話「アリとキリギリス」のキリギリスのようなタイプが多いです。

「いまを楽しもうよ。未来はなんとかなるさ」

そんな人にぜひ読んでいただきたいのが、この本。

橘玲氏の著作では『黄金の羽根の拾い方』がいちばん人気があり、とても迷ったのですが、こちらを選びました。

タイトルだけ見ると、詩的なエッセイ集みたいな雰囲気ですが。

じつはこの本、内容のほとんどが、お金や経済に関係のある話ばかり。

しかも、耳ざわりの良いタテマエではなく、「厳しいけど、現実はこうだよね?」という、身もフタもない残酷な話をつきつけてきます。

「今さえよければいい」的な問題の先送りが、いかに悲惨な結果をもたらすか?

その光景を、ここまで生々しく想像させる本に、私は出会ったことがありません。

経済的な基盤がなければ、人は自由に生きられない

この本のいちばんはじめに掲載されているエッセイで、著者は次のように書いています。

「経済的な基盤がなければ、人は自由には生きられない。こんな単純なことに気づくまでに、ずいぶんと回り道をした」

このエッセイに登場するのは、妻子がありながら、オーストラリア大陸横断の旅に出た男性。

赤い月夜に広大な砂漠で裸で踊り明かすことが、旅の目的だったそうです。

この男性は、人生を、なんとかしてリセットしたかったのでしょう。

「長い旅に出れば、大事な何かを見つけられるかもしれない」

旅の衝動に駆られる気持ちは、よく分かります。

で、この男性は旅で何かを見つけられたのでしょうか?

物語は次のように続きます。

オーストラリアへの長い旅から帰って、彼の生活はさらに荒んだものになった。家庭は崩壊し、仕事の大半を失い、やがて連絡すらなくなった。
人生は、日々の積み重ねの延長線上にある。だから、簡単には変わらない。そんなことは、彼も知っていたはずだ。

感情に流されると、お金に支配される

この本で紹介されるエピソードは、どれもが「感情に流された結果、経済的に苦しむことになる」ものです。

一例です。

  • 「持ち家信仰」を盲信して高額な住宅ローンを組んでしまう
  • 日本経済破綻論者にだまされてインチキ金融商品を買ってしまう
  • 愛情表現の手段として生命保険に加入してしまう
  • 当たる確率が低い宝クジを毎年買い続けてしまう

この本の全体を通じて著者が強く訴えかけているのは、

「感情的になって湯水のようにお金をつかってしまう人の反対側には、冷静にビジネスプランを考えて利益を上げ、ほくそ笑んでいる人が必ずいる」

ということ。

金銭感覚を鍛えるためには、この世の中の残酷な仕組みを直視して、理解することがものすごく大事です。

最後に

この記事では、金銭感覚を鍛えたい人にオススメの厳選3冊を、ご紹介しました。

私がこの3冊を買ったのは10年以上前ですが、ちょくちょく読み返しています。

どの本も、読み返すたびに、お金について新しい発見がある。

それだけ、内容が濃い本なのです。

ABOUT ME
モアイパパ
妻と子供ふたりの四人家族。 東京都武蔵野市在住。 ネット系IT企業勤務。 株式投資歴10年以上。投資の失敗経験もあり。 美味しいお酒と、音楽を聴くのが大好き。とくに、ジャズ、60年代~70年代の米国・英国のポップ音楽。