経済・投資

「お金がなくても幸せに暮らせる方法」を探しているあなたへ

お金

「人生、大切なのはお金じゃないよね…?」
「お金がなくても、幸せに生きていける方法はあるよね…?」

お金に人生を振り回されるのはイヤ!

とくに若い人ほど、お金から少し距離を置いた生き方を探し求めたくなると思います。

私も、若いころは、お金をどこかバカにしているところがありました。

お金儲けに走る人間は低俗で人間としてのレベルが低い、みたいな…

でも、いまでは、少しだけ考え方が変わりまして。

お金は、私たちの人生にとって、とても大切なものです。

正直なところ、お金がなくても幸せに生きていくのは、なかなか難しいのでは…??

この記事では、そのあたりの理由を掘り下げてお話します。

「お金があっても幸せになれない」のは事実

「お金があるからといって、必ずしも幸せになれるわけではないでしょ?」

これは、その通りだと思います。

私の身近な例を。

いまの勤務先のネット系IT企業は、いまでこそ従業員も多い大企業ですが、かつては小さなベンチャー企業からスタートしました。

ベンチャー時代からいる古参社員の中には、上場時にストックオプションを行使して億万長者になった人も、少なからずいます。

「一生お金に困らないのだから、さぞかし幸せな毎日を送っているんだろうな〜」

最初はそう思っていたのですが、どうやら、そういうわけでもない様子…

「あり余るお金がある」状態が普通になってしまっていて、いくらお金があっても脳が幸福感を感じられなくなっているようなのです。

むしろ、日々の仕事のプレッシャーや人間関係の悩みで、げっそり疲れている人もふつうにいます。

お金があれば幸せになれるとは、限らない。

これは、事実。

私の身近にいる「お金持ちの人たち」を見ていて、しみじみ思います。

「お金がないと幸せになれる」のか?

お金があっても幸せになれるとは限らないことは、ハッキリしましたね。

しかし、ここで、「人生、お金じゃないさ!」と主張する一部の人が、結論を急ぎすぎてしまうポイントがあります。

「ほら見ろ!お金があっても、幸せにはなれないんだよ。お金がないほうが、幸せになれるのさ!」

あれ?
ちょっと話が飛躍(ひやく)してません??

「お金があると、幸せになれない。
したがって、お金がなければ、幸せになれる」

共産党や昔の社会党の議員が選挙演説でしゃべりそうな強引な論理だ…

私は、あまり賛同できません。

お金があるよりも、お金がないほうが、幸せになれない可能性はずっと高いと考えているからです。

(ちなみに、「カネだけがすべてじゃないさ!」的な価値観が好きな人って、終身雇用制の下で経済的に恵まれたサラリーマン人生を送ってきた団塊の世代に多いような気がします。世代批判をするつもりはありませんが…)

お金がないと不幸になりやすい…!?

『金持ち父さん 貧乏父さん』というベストセラーの本があります。

とても勉強になる本です(著者のロバート・キヨサキ氏が、この本を「キャッシュフローゲーム」の宣伝に使っているのはちょっとアレですがw)

この本の初版の帯に、作家の村上龍氏が、次のようなコメントを寄せていたのを思い出します。

「お金があっても幸せになれるとは限らないが、お金があることで避けられる不幸はたくさんあるーこの本は、その身もふたもない真実を喝破している」

お金をもつことの意味(メリット)は、まさしく、この言葉のとおりかと。

お金がないと、楽しく暮らすのも、なかなか大変。

どうにも解決できない不幸が、人生でたくさん起こってしまうのですよね…

お金がないことで生まれる不幸

早死にする・寿命が短くなる

米国では、盲腸の手術をするだけで数百万円かかるのをご存知でしょうか?

米国は、悪い意味での資本主義社会がいきすぎていて、公的医療保険が整備されていません。

ちょっとした病気を治療するだけでも、アホみたいな医療費がかかります。

日本は、いまのところは安価な料金で病院にかかれますが、社会保障費が財政を圧迫しており、いまの状態を続けるのはどう考えてもムリです…

日本も、いまの健康保険制度を維持することが困難になり、医療費の値段は上がらざるをえないでしょう。

お金がない人は、命に関わるような重い病気にかかっても、まともな治療を受けられず死んでゆくしかなくなってしまいます。

>>参考記事 男性低所得者の死亡率は高所得者の3倍!一体改革で懸念される「健康格差社会」の到来

住む場所を自由に選べなくなる

とくに東京などの都会に住んでいる場合、お金がないと、家賃の安いアパートに住むしかありませんよね…

家賃の安いアパートは、治安の悪い地区か、駅からめちゃくちゃ遠い場所で探すしかなくなります。

今後、経済格差が広がると、治安の悪い地区はスラム化し、もっと危険な場所になっていってしまう。

安全で快適な場所に住みたいと願っても、お金がないと、引っ越しもままなりませんよね…

生活費のかからない地方に住むにしても、過疎化が進んで行政サービスが先細ってきたら、そこに暮らすこと自体が難しくなってしまいます。

仕事を自由に選べなくなる

お金があると、「いざとなったら辞められる」という選択肢が生まれるので、精神的に余裕ができます。

私も、金額はぜんぜん少ないですが、多少の資産のたくわえがあることで、いまの勤務先に対するスタンスもそこまでガチガチにならずに済んでいます。

でも、もし、お金がほとんどなかったら…?

貯金がなく、毎月の家のローンを払ったら手元に何も残らないようなカツカツ状態だと、そうカンタンにいまの仕事を辞めることはできません。

ブラック企業であろうが、過労死寸前であろうが、なかなか辞められないですよね…

(自分で起業したり、市場ニーズの高いスキルがあれば別ですが)

住宅ローンが私たちの人生におよぼす影響については、住宅ローンは現代の奴隷契約!?奴隷にならないための対策は?もぜひ参考にしてください。

最後に ― お金はやっぱり大事です!

「お金がなくても、なんとか暮らしていけるさ」

そのような考え方が、自分の人生から自由をじわじわと奪ってしまう可能性があることを、これまで見てきました。

お金がないと、選択肢がどんどんせまくなって、仕事も、住む場所も、身動きが取れない状態になってしまうんですよね…

逆に言うと、お金さえあれば解決できる悩みや問題って、じつはとても多い。

とくに若い人は、お金を貯めることに、もっとどん欲になってもよいのではと思います。

  • 衝動買いをグッとガマンする
  • 支出をなんとか減らす
  • ちょっとずつでも貯金を始める
  • 貯金を強制的な自動積立にする
  • 給料が安すぎるなら、転職にチャレンジする
  • 副業をはじめる

いまの時代、お金を貯めるのは、なかなか大変。

でも、方法はないわけではない。

できることは限られているけど、いまから始めれば、じゅうぶん間に合います!

ABOUT ME
モアイパパ
妻と子供ふたりの四人家族。 東京都武蔵野市在住。 ネット系IT企業勤務。 株式投資歴10年以上。投資の失敗経験もあり。 美味しいお酒と、音楽を聴くのが大好き。とくに、ジャズ、60年代~70年代の米国・英国のポップ音楽。